CBC

CBCは大麻に存在するカンナビノイドの一つで、CBDやTHCなどのメジャーカンナビノイドと並んでいます。これらと同様に、CBCも現在の医療研究で注目される「ビッグシックス」カンナビノイドの一つとされています。

THCと異なり、CBCは脳内のCB1カンナビノイド受容体にうまく結合しないため、精神活性作用はありません。ただし、痛覚に関連するTRPV1やTRPA1といった他の受容体には結合します。また、CBCはこれらの受容体を活性化すると、体内の重要な天然エンドカンナビノイドであるアナンダミドのレベルを増加させる能力があります。

CBCの可能性

CBCは体の自然なエンドカンナビノイドシステムとの相互作用と、アナンダミドレベルを増加させる能力により、がんとの闘いに役立つ可能性があります。ヒトの乳がん研究では、アナンダミドが抗腫瘍効果を示しました。実際、研究によれば、CBCは抗腫瘍能力において最も有力なカンナビノイドの一つであるとされています。

マウスを対象とした研究では、CBCがアルツハイマー病などの病状に対する神経保護作用を持つことが示唆されています。この研究では、CBCが脳の健康な機能に不可欠な神経幹細胞前駆体(NSPCs)に対してポジティブな効果を示しました。CBCの存在下では、研究者らはNSPCsがより生存可能になり、酸化ストレスを相殺する可能性があることを発見しました。

また、ニキビの治療や、CBDやTHCと併用したうつ病の治療など、CBCの有望な用途が提唱されています。